ハクビシン駆除 世田谷区

世田谷区成城・高級住宅街の死角|ウッドデッキと基礎の隙間を突いたハクビシン侵入対策


現場:東京都世田谷区成城(住宅街)


担当:ハクビシン駆除緊Q隊 現場責任者

【建物種別:木造2階建て(築12年・高気密高断熱住宅)】

今回の現場は、世田谷区成城の非常に手入れの行き届いたお宅です。ご依頼主の50代男性からは、「1階のリビング付近から、夜になると床下を何かが這い回る音が聞こえる。RC(コンクリート)の基礎はしっかりしているし、屋根裏にも異常はないはずなのに、どこから入っているのか」という相談をいただきました。

現場調査:世田谷の「庭の豊かさ」が招いた想定外のルート

世田谷区のこのエリアは、各戸の敷地が広く、庭にビワやカキ、特産の多摩川梨などが植えられていることも珍しくありません。これらはハクビシンにとって絶好の餌場となります。調査を開始すると、リビングに面した立派な「天然木のウッドデッキ」が今回の被害の鍵を握っていることが分かりました。
多くのハクビシンは屋根裏をねぐらにしますが、世田谷のような都市部では、外敵から身を隠しやすく、かつ地熱で暖かい「床下」を狙う個体も増えています。この現場では、外壁とウッドデッキの取り合い部分に生じていた、わずか7cmほどの「隙間」が侵入口となっていました。

被害状況:床下に蓄積された「溜め糞」と断熱材への被害

ウッドデッキの一部を取り外し、床下点検口から潜入して内部を調査したところ、そこには凄惨な光景が広がっていました。ハクビシンの習性である「溜め糞(ためふん)」です。彼らは同じ場所に排泄を繰り返す習性があり、コンクリートの基礎の上に糞尿が層となって堆積していました。
高気密な住宅である分、床下に溜まったアンモニア臭が、配管の隙間などを通じて1階の居住空間まで漏れ出していました。さらに厄介だったのは、床下の断熱材(基礎断熱)の損傷です。ハクビシンは寝床を確保するために、発泡スチロール状の断熱材を爪で掻きむしり、ボロボロに破壊していました。
さらに、ハクビシンに寄生していた「イエダニ」が、床下の隙間から室内の絨毯やソファーへと移動を開始しており、奥様が足首を刺されるという健康被害も発生していました。世田谷の住宅街では、こうしたダニ・ノミの二次被害が、駆除を急ぐ最大の要因となることが多いです。

施工工程(1):個体の追い出しと「匂いの断絶」

ハクビシンを建物内に閉じ込めないよう、まずは「追い出し」作業から行います。
床下の密閉性が高かったため、刺激の強いトウガラシ成分を主とした「燻煙剤(くんえんざい)」を床下の隅々まで行き渡らせました。ハクビシンがウッドデッキ下の隙間から慌てて逃げ出していくのを暗視センサーカメラで確認し、個体の離脱を100%特定してから次の工程へ移ります。
次に、堆積した溜め糞の回収です。狭い床下での作業は困難を極めますが、専用のバキュームとヘラを用いて、基礎にこびりついた汚染物をすべて除去しました。ハクビシンの尿はコンクリートに染み込みやすく、これが残っていると将来的に別の個体を呼び寄せるマーキングとなってしまいます。
そのため、高濃度の消臭・殺菌剤を動力噴霧器で散布し、さらに業務用オゾン脱臭機を床下で24時間稼働させました。オゾンの強力な酸化力により、獣特有の異臭と病原菌を分子レベルで分解し、空間を徹底的に正常化させました。

施工工程(2):SUS304ステンレスによる「永久封鎖」

今回の防除の肝は、二度とハクビシンを入れさせないための封鎖工事です。世田谷区の高級住宅街ということもあり、建物の美観を損なわないような精度の高い施工が求められました。
侵入口となったウッドデッキ下の隙間に対し、錆に極めて強く、怪力にも耐えうる「SUS304規格のステンレス製パンチングメタル」を設置しました。これは、網目が細かく、かつ通気性を損なわないため、床下の換気機能を維持したまま物理的に遮断することができます。
固定にはステンレス製のビスを用い、ハクビシンが指先をかけても開けることができないよう、多点固定で強固に締め付けました。さらに、板の縁にはハクビシンが齧(かじ)りつくのを防止する成分(カプサイシン等)が含まれた「防護用シーリング材」を充填しました。これで、物理的にも化学的にも「突破不可能なバリア」が完成します。
さらに、庭にあったビワの木の枝がフェンスを超えて隣家に届きそうになっており、これがハクビシンの空中ルートになっていたため、ご依頼主様に剪定を提案し、物理的な接近ルートも断ちました。

【現場作業員からの総括と世田谷区の皆様へ】

世田谷区のような、一見して隙間のない最新住宅であっても、ハクビシンは建物の「構造上の必然」として生じるわずかな隙間を見逃しません。ウッドデッキ下、エアコン配管の貫通部、屋根の重なり部分など、彼らにとっての侵入口はいたるところに存在します。

私たち「ハクビシン駆除緊Q隊」は、現場の事実に基づいた正確な調査を行い、二度と入らせないための徹底した防除作業を進めます。

今回の事例でも、「床下に動物がいるなんて考えもしなかった」というお客様が、施工後の写真を見てその被害の大きさに驚かれていました。天井裏や床下からの不審な物音、原因不明の異臭、あるいはダニによる痒みなどに気づいたら、被害が深刻化して建物の資産価値を損ねる前に、ぜひ私たちプロにご相談ください。世田谷区の地域特性と建物の構造を熟知したスタッフが、事実に基づいた最適な対策を遂行いたします。

世田谷区ハクビシン駆除