ハクビシン駆除 町田市

町田市玉川学園・傾斜地の家|高基礎の「通気口」を狙った垂直侵入と床下占拠の結末


現場:東京都町田市(玉川学園・鶴川エリア周辺)


ご依頼主:50代・ご夫婦

【建物構造:木造2階建て(築18年・傾斜地に建つ高基礎構造)】

町田市玉川学園周辺は、その美しい街並みの一方で急な坂道が多く、多くの住宅が「高低差」を克服するために片側を高いコンクリート基礎で支える構造になっています。ご依頼主様からは、リビングの床下から響く異音について相談をいただきました。

「1ヶ月ほど前から、夜22時を過ぎるとリビングの床下で『ガサガサ』『ゴトゴト』という重い音が聞こえるようになりました。最初はネズミかと思いましたが、あまりに音が大きく、時には壁を駆け上がるような振動も感じます。さらに、最近では洗面所の収納を開けるたびに、饐(す)えたような、獣特有の鼻を突く異臭が漂うようになり、耐えられなくなりました」

現場調査:町田の「斜面」がもたらした盲点

私たち「ハクビシン駆除緊Q隊」が現場に急行し、まず着目したのは、リビングの外側に設置されていた立派な「ウッドデッキ」と、それを支える「高基礎」の関係性でした。

■ 侵入口の特定

  • 高基礎の通気口:傾斜地の湿気を逃がすために設置された床下通気口(格子状の金具)が、経年劣化とハクビシンの腕力によって、格子の一部がへし折られていました。
  • ウッドデッキ下の導線:ハクビシンは、隣接する擁壁(ようへき)からウッドデッキの下へと飛び移り、そこから垂直に近いコンクリート壁を爪を立てて登り、破損した通気口へと侵入していました。
  • ラットサインの付着:通気口の縁には、彼らの体毛と、脂ぎった汚れ(ラットサイン)が真っ黒にこびり付いていました。

ハクビシンにとって、ウッドデッキの下は外からの視線を遮る完璧な「前線基地」であり、そこから高基礎の隙間を狙うのは、彼らの身体能力からすれば造作もないことでした。

被害状況:床下に築かれた「50kg超の溜め糞」と断熱材の剥離

床下点検口から潜入した調査員が目にしたのは、高気密住宅ゆえの「熱と臭いの籠もり」が招いた末期的な惨状でした。

■ 確認された実害

  • 巨大な溜め糞(ためふん):リビングのちょうど中心部、排水管が集中する付近に、直径1メートルを超える巨大な糞尿の山を確認しました。ハクビシンは同じ場所に排泄を繰り返す習性があり、放置された糞尿は推定50kg以上。尿が基礎のコンクリートに深く染み込み、強烈なアンモニア臭を放っていました。
  • 断熱材の「滑り止め」利用:床板の裏に貼り付けられていた断熱材(グラスウール)が爪で引き裂かれ、ハクビシンが垂直に移動するための「足場」として利用されていました。これにより、冬場のリビングの足元が異常に冷え込む原因となっていました。
  • ダニ・ノミの異常発生:溜め糞の周囲には、ハクビシンに寄生していた「イエダニ」が目視できるほど大量に蠢いていました。

施工工程(1):徹底した「追い出し」とオゾンによる空間リセット

ハクビシンを中に閉じ込めることは、腐敗臭による甚大な二次被害を招くため、絶対に行いません。

  • 段階的忌避(きひ)処理:広い床下空間全体に、ハクビシンが嫌うカプサイシン成分配合の業務用燻煙剤を投入しました。
  • センサーモニタリング:侵入口付近に設置した暗視カメラで、深夜に2匹の成獣がウッドデッキ下へ脱出していくのを100%確認しました。
  • 汚染物の完全撤去:50kgを超える溜め糞を、専用のシャベルとヘラで丁寧に回収。汚染された断熱材もすべて剥ぎ取り、密閉袋に詰めて搬出しました。
  • オゾン脱臭機による正常化:基礎のコンクリートに染み付いた匂いをリセットするため、業務用「オゾン発生器」を48時間連続稼働。町田の湿潤な空気と共に籠もっていた獣臭を分子レベルで分解し、空間を徹底的に正常化させました。

施工工程(2):SUS304ステンレスによる「永久封鎖」

今回の防除の肝は、二度とハクビシンに指先をかけさせないための物理的な遮断工事です。

  • SUS304ステンレスパンチングメタル:破損していた通気口、および今後狙われる可能性のある全ての隙間に対し、錆に極めて強く、怪力でも破壊不可能な最高級のステンレス板を設置しました。
  • 防護用シーリング材:ステンレス板をコンクリートビスで多点固定する際、隙間にハクビシンが齧(かじ)るのを防ぐ忌避成分入りの特殊なシーリング材を充填しました。
  • ウッドデッキ下の「返し」施工:ウッドデッキから高基礎への飛び移りルートを遮断するため、基礎の立ち上がり部分に滑りやすい特殊な忌避ジェルを塗布し、物理的に登攀(とうはん)を阻害する処置を行いました。

これにより、物理的にも化学的にも「二度と開けることができない」鉄壁のバリアが完成しました。

【現場作業員からの総括とアドバイス】

「ハクビシン駆除緊Q隊」は、町田市において事実に基づいた正確な調査を行い、二度と入らせないための徹底した防除作業を進めます。

町田市玉川学園周辺のような、自然と住宅が調和した「斜面の街」では、ハクビシン被害は決して他人事ではありません。「高基礎だから登れないだろう」「新しいウッドデッキだから隙間はないはずだ」という思い込みこそが、被害を深刻化させる最大の要因となります。

今回のご依頼主様も、最終的にステンレスで強固にガードされた箇所を確認され、「あの不気味な音と異臭から解放され、やっと安心してリビングで寛げます」と、深く安堵されていました。

床下からの不審な物音、洗面所や台所での原因不明の異臭、あるいはウッドデッキ周辺に泥の足跡を見つけたら、被害が取り返しのつかない健康被害や建物腐敗に繋がる前に、ぜひ私たちプロにご相談ください。現場の構造を知り尽くしたスタッフが、事実に基づいた最適な対策を遂行いたします。

町田市ハクビシン駆除