牛久市ハクビシン駆除

世界最大の青銅製立像「牛久大仏」に見守られ、ワイン発祥の地としての歴史と、ひたち野うしく周辺の先進的な街並みが共存する茨城県牛久市。
都心へのアクセスも良く、ベッドタウンとして人気のこの街で、いまハクビシンによる被害が拡大しています。

これまでの記事とは視点を変え、牛久市特有の「ブドウ栽培の歴史」「新旧住民の混在」「沼と台地の地形」といった観点から、なぜこの街でハクビシン被害が増えているのか、そしてどうすれば大切な我が家を守れるのかを、専門的な建築知識を交えて徹底解説します。


目次
  1. 牛久市の平穏なベッドタウンに潜む「屋根裏の住人」
  2. 牛久市の住環境・地形に特化したハクビシン駆除・施工実録

  3. 牛久市のお客様から届いた「暮らしを取り戻した」安堵の声
  4. 牛久市のハクビシン対策における行政支援(捕獲器貸出)と民間の役割
  5. 牛久市の地域特性解剖:なぜ「通勤の街」が獣たちの標的になるのか

1. 牛久市の平穏なベッドタウンに潜む「ハクビシン」

牛久市ハクビシン駆除

JR常磐線沿線でも特に住みやすい街として知られる牛久市。
駅前にはマンションや新しい戸建てが立ち並び、少し足を延ばせばカッパ伝説の残る牛久沼や、のどかな落花生畑が広がる、都会と自然のバランスが絶妙な街です。しかし、この「人間にとって住みやすい環境」は、皮肉にもハクビシンにとっても「生息域」となってしまっています。

「仕事から帰って寝ようとすると、天井裏からドタバタと走り回る音がして眠れない」

「庭に植えた覚えのない果実の種が、不自然に固まって落ちている」

もし、牛久市のご自宅でこのようなサインに気づいたら、それは決して気のせいではありません。
かつては山間部にいたハクビシンですが、牛久市のような郊外の住宅地に適応し、進化しています。彼らは、市内に点在する「空き家」や「緑地帯」を隠れ蓑にし、夜になるとあなたの家の屋根裏(小屋裏)へ侵入します。

特に牛久市は、かつて日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」が作られたことでも分かる通り、果樹栽培に適した土地柄です。現在でも庭木としてブドウや柿を植えているお宅が多く、これがハクビシンを住宅街の奥深くまで誘引する「甘い罠」となっています。

屋根裏に住み着いたハクビシンは、断熱材を食い破って寝床を作り、同じ場所で排泄を繰り返します。天井板に染み出した「獣の尿」は強烈なアンモニア臭を放ち、やがて天井を腐らせて崩落させます。

大切なマイホームが「獣のトイレ」と化す前に。わたしたちは建築構造のプロとして、牛久市の家屋事情に合わせた完全な駆除と封鎖を行います。


2. 牛久市の住環境・地形に特化したハクビシン駆除・施工実録

事例1:【ひたち野うしく】築浅のモダン住宅・24時間換気システムへの盲点

牛久市ハクビシン駆除

施工箇所 軒天換気口・24時間換気排気ダクト周辺
対応エリア 牛久市ひたち野東
料金 66,000円

【被害状況:新興住宅地のまさかの死角】
「まだ築5年なのに、2階の子供部屋の天井からカリカリ音がするんです」
ご依頼主は、ひたち野うしくエリアの新しい分譲地にお住まいの方。周辺は整然とした街並みですが、近くには調整池や未開発の緑地が残っていました。

【施工内容:プラスチック部材の脆弱性をカバー】
調査の結果、意外な侵入ルートが判明しました。

  • 侵入経路の特定:
    最近の住宅に多い「軒天(のきてん)」に設置されたプラスチック製の換気ガラリ。ここが経年劣化とハクビシンの爪による攻撃で破壊され、ぽっかりと穴が開いていました。また、外壁の飾り棚(オーバーハング)を足場にして登った痕跡(爪痕)も確認されました。
  • 高強度ステンレスによる補強:
    既存のプラスチック製ガラリの上から、「SUS304ステンレス製のエキスパンドメタル」をビス留めし、物理的に破壊不可能な状態にしました。通気性を損なわずに強度だけを上げる工法です。
  • 追い出しと予防:
    幸い、侵入は初期段階で断熱材の汚染は軽微でした。忌避スプレーで個体を追い出した後、外壁の配管類に「忍び返し」を設置し、再登攀(さいとうはん)を防ぎました。

【プロの視点】

新しい街だからといって安心はできません。ハクビシンは雨どいやエアコンの化粧カバーを器用に登ります。「ツルツルした垂直の壁」以外はすべて彼らのハシゴになり得ると考えてください。

駆除費用は、被害の広さや封鎖する箇所の数によって変動します。「予算が心配」という方のために、費用の決まり方や相場について透明性を持って解説しています。

▶ ハクビシン駆除の方法別費用の違いと予算の組み方


事例2:【牛久シャトー周辺】ブドウの香りに誘われた旧市街地での複合被害

施工箇所 1階下屋根と2階壁の取り合い・戸袋
対応エリア 牛久市中央
料金 121,000円

【被害状況:庭の果樹と家屋侵入の連鎖】
牛久シャトーにも近い、古くからの住宅街。庭に立派なブドウ棚をお持ちのお客様より、「ブドウが全滅したと思ったら、今度は家の中が臭い」との悲痛なご相談。
現場は、庭木の枝が屋根に覆いかぶさるように伸びており、ハクビシンにとって「食堂(庭)」と「寝室(屋根裏)」が直結した最高の物件になっていました。

【施工内容:造園的視点と建築板金の融合】

  • 動線カット(剪定):
    まず、屋根への侵入ルートとなっていたブドウ棚と柿の木の枝払いを行いました。建物から2メートル以上の距離を確保し、飛び移りを阻止。
  • 複雑な屋根形状の封鎖:
    増改築を繰り返したお宅によくある、「1階の屋根」と「2階の外壁」がぶつかる部分(取り合い)に隙間が生じていました。ここを「ガルバリウム鋼板」で現場加工し、複雑な形状に合わせて板金封鎖しました。さらに、雨戸を収納する「戸袋(とぶくろ)」の裏側も侵入経路だったため、内側から金網でガードしました。
  • オゾン脱臭と殺菌:
    天井裏には腐ったブドウの皮とフンが混ざり合い、強烈な腐敗臭がしていました。汚染物を撤去後、業務用オゾン発生器を稼働させ、臭気成分を酸化分解。仕上げに次亜塩素酸水で殺菌しました。

【プロの視点】

牛久市中央エリアのような旧市街地では、空き家が隣接しているケースも多く、そこから渡ってくることもあります。自宅だけでなく、周辺環境を含めた対策が必要です。

追い出しに成功しても、天井裏に染み付いた強烈な獣臭や腐敗臭は自然には消えません。当社が行う特殊清掃と完全消臭の技術については、こちらで詳しく解説しています。

▶ ハクビシン糞尿清掃ガイド|安全処理と消臭テクニック


事例3:【奥野エリア】農地と屋敷林が連なる古民家・入母屋造りの死角

施工箇所 入母屋破風・長押(なげし)裏
対応エリア 牛久市奥野地区
料金 187,000円

【被害状況:巨大な屋根裏空間への定着】
のどかな田園風景が広がる奥野地区。立派な入母屋(いりもや)造りの農家住宅ですが、屋根裏が数百坪クラスと広大で、どこにいるのか特定できない状況でした。
「夜になると運動会どころか、相撲をとっているような音がする」とのこと。

【施工内容:広範囲の燻煙と伝統建築の補修】

  • 多点同時燻煙(くんえん):
    屋根裏が広すぎるため、通常の薬剤では行き渡りません。業務用の強力な燻煙剤を5箇所で同時に焚き、煙の幕で屋根裏を充満させ、呼吸困難にさせて追い出しました。
  • 入母屋破風の漆喰補修とメッシュ施工:
    屋根の妻側にある三角形の空間(破風)の漆喰が崩落し、大穴が開いていました。通気性を確保する必要があるため、黒色の「ステンレスメッシュ」を木枠で固定し、意匠を損なわないように設置しました。
  • 垂木(たるき)の隙間埋め:
    屋根を支える垂木と桁の間の隙間(面戸)が全て開いていました。数百箇所に及びましたが、一つ一つ「面戸板(めんどいた)」とコーキング材で埋める根気のいる作業を行いました。

【プロの視点】

農家住宅は「ネズミが入るのは当たり前」と思われがちですが、ネズミを追ってハクビシンが入ってきます。食物連鎖を家の中で断ち切ることが重要です。


事例4:【牛久沼沿岸】水辺を移動ルートとする個体の床下浸食

牛久市ハクビシン駆除

施工箇所 床下通気口・基礎貫通部
対応エリア 牛久市城中町
料金 88,000円

【被害状況:湿気を好む害虫と獣の複合被害】
牛久沼に近いエリア。湿気が多い土地柄に加え、床下から獣臭とカビ臭が上がってくるとのご相談。
調査員が床下点検口から潜ると、基礎コンクリートの上にハクビシンの足跡が点々と続き、断熱材が食い破られて垂れ下がっていました。

【施工内容:床下の要塞化と防湿対策】

  • 床下通気口の完全ロック:
    古い家の床下換気口は格子が広く、子猫やハクビシンが素通りできます。ここには、錆びに強い「ステンレス枠付きの防獣ネット」をアンカーで固定しました。
  • 配管周りの隙間充填:
    水回りのリフォーム時に開けられた排水管周りの穴が放置されていました。ここを「防鼠(ぼうそ)パテ」と金網で埋め、侵入不可にしました。
  • ヒゼンダニ対策と調湿:
    ハクビシンが持ち込んだヒゼンダニ(疥癬の原因)のリスクがあったため、スミスリン粉剤を散布。さらに、沼周辺特有の湿気対策として、床下に調湿材(ゼオライト)を敷設し、カビの発生も抑制しました。

【プロの視点】

牛久沼周辺は水辺を好むアライグマも出没します。ハクビシン対策を行えば、より力の強いアライグマの侵入も防ぐことができるため、一石二鳥の対策となります。


3. 牛久市のお客様から届いた「暮らしを取り戻した」安堵の声

「大仏様の足元でこんな被害に遭うとは…」

牛久市久野町在住 T.K様(60代・自営業)

「牛久大仏の近くで静かに暮らしていましたが、最近天井裏が騒がしく、気味が悪くて眠れませんでした。古い家なので隙間だらけなのは知っていましたが、まさかハクビシンが家族で住み着いているとは。業者さんは、屋根の上に登ってドローンで撮影した写真を見せてくれ、『ここが入り口です』と説明してくれました。納得して工事をお願いでき、今では嘘のように静かになりました。やはり地元の地理に詳しいプロは頼りになります。」

「ひたち野うしくの新居、まさかの盲点でした」

牛久市ひたち野西在住 M.S様(30代・会社員)

「都内への通勤に便利で選んだ街でしたが、自然が近い分、リスクもあるんですね。換気口を壊されるなんて想像もしませんでした。担当の方は『このエリアは開発が進んでハクビシンの居場所が減り、逆に住宅へ逃げ込んでいるんです』と教えてくれました。金属製の頑丈なカバーに変えてもらい、見た目もスタイリッシュで気に入っています。子供のアレルギー対策としても、早めに消毒できてよかったです。」

「シャトー近くのブドウ棚、守ってもらいました」

牛久市中央在住 Y.O様(50代・主婦)

「父が大切にしているブドウ棚がハクビシンの梯子になっていたなんてショックでした。でも、業者さんは『ブドウ棚を全部撤去しましょう』とは言わず、『剪定で距離を取りましょう』と提案してくれました。父の楽しみを奪わずに、家の安全も守る方法を考えてくれて嬉しかったです。屋根裏の消毒もしてもらい、嫌な臭いが消えてスッキリしました。」


4. 牛久市のハクビシン対策における行政支援(捕獲器貸出)と民間の役割

ハクビシン被害に遭遇した際、牛久市役所ではどのようなサポートが受けられるのでしょうか。できること・できないことを明確に理解し、賢く対策を進めましょう。

【牛久市の鳥獣被害対策支援】
牛久市環境経済部 環境課では、生活環境被害の軽減を目的に以下の対応を行っています。

支援項目 内容・条件 詳細
小型捕獲器の貸出 無料 ハクビシン・アライグマ等が家屋に浸入したり、農作物を荒らす被害がある場合、捕獲器(箱わな)を原則2週間以内で貸し出しています。
捕獲後の処理 要相談 捕獲された個体の回収については、市の指示に従う必要があります。
申請・許可 必須 「鳥獣の捕獲等許可申請書」の提出が必要です。無許可での捕獲は法律で罰せられます。

【行政支援の限界と「防除」の重要性】

ここで注意すべきは、市の制度は「今いる個体を捕まえる」ことへの支援だということです。
以下の作業は、行政サービスには含まれません。

  • 屋根裏に入り込んでの糞尿清掃・断熱材の撤去
  • 侵入口となっている屋根や床下の穴ふさぎ(リフォーム工事)
  • ダニ・ノミ・ウイルスの殺菌消毒

「わなで捕まえれば解決」は大間違いです。
ハクビシンは帰巣本能が強く、また、侵入口が開いたままであれば、捕獲した数日後には「空き家になった優良物件」を目指して別の個体が入り込みます。
資産価値の維持と、ご家族の健康を守るための「建物の機能回復」については、わたしたちのようなペストコントロール(有害生物防除)の専門業者へご依頼いただくのが、最も確実でトータルコストを抑える解決策となります。

お問い合わせ先(参考):

※制度の詳細は変更される場合があります。最新情報は牛久市公式サイトをご確認ください。


5. 牛久市の地域特性解剖:なぜ「通勤の街」が獣たちの標的になるのか

首都圏のベッドタウンとしての利便性と、豊かな自然環境が同居する牛久市。
この「住みやすさ」こそが、ハクビシンにとっても「楽園」となり得る理由を、3つの視点から深掘りします。

① 「ワイン発祥の地」が育んだ果樹文化の功罪

牛久市は、明治時代に神谷傳兵衛によって開設された「牛久シャトー(旧牛久醸造場)」があり、古くからブドウ栽培が根付いています。
現在でも、庭木としてブドウ、柿、ビワ、イチジクを植えている家庭が多く見られます。糖度の高い果実を好むハクビシンにとって、牛久市の住宅街は、季節ごとに甘い果実が実る「絶好の餌場」です。
特に収穫されずに放置された果実は、彼らを住宅街の奥深くまで誘引し、そのまま近くの屋根裏へ定着させる最大の要因となっています。

② 「新旧住民の混在」と「空き家」のリスク

牛久駅周辺の旧市街地や奥野地区のような農村部では、高齢化に伴う「空き家」が増加傾向にあります。
人の気配がない空き家は、ハクビシンにとって安全な繁殖拠点(マザーツリーのような存在)となります。ここで生まれた個体が成長し、エサを求めて隣接する「ひたち野うしく」などの新興住宅地へ遠征します。
「うちは新しい家だから大丈夫」と思っていても、近隣に管理されていない空き家や屋敷林があれば、侵入のリスクは常に隣り合わせなのです。

③ 「牛久沼」と「台地」が織りなす移動ネットワーク

牛久市の地形は、稲敷台地と呼ばれる平坦な台地と、牛久沼や小野川沿いの低地から成ります。
ハクビシンは水辺の茂みや、台地の斜面林(斜面林)を移動ルートとして好みます。これらの緑地帯は、市内を網の目のように走っており、彼らは人間に見つかることなく、市内の広範囲を移動できます。
また、ゴルフ場が多いことも特徴で、夜間のゴルフ場は彼らの安全な活動場所となります。そこから電線や側溝を伝って、住宅地へと侵入してくるのです。

④ 「常磐線・国道6号」という文明の利器の悪用

人間にとっての大動脈である鉄道や幹線道路。実はこれらに沿って設置された側溝や排水管は、ハクビシンにとっても「安全な地下通路」です。
特に国道6号線沿いの飲食店から出る廃棄物や匂いに誘われ、側溝を通って市街地へ入り込み、そのまま近くの民家に住み着くケースも後を絶ちません。都市化が進んだからといって獣がいなくなるわけではなく、彼らは都市のインフラを利用して生活圏を拡大しているのです。

牛久大仏の足元に広がる美しい街並みと、平穏な暮らし。
しかし、至る所で野生動物との攻防が繰り広げられています。

ハクビシンは非常に賢く、執着心の強い動物です。市販の忌避剤や超音波機器などの「小手先の対策」では、一時的な効果しかありません。
「二度と入らせない」ためには、建物の構造を知り尽くしたプロによる、物理的な封鎖工事しかありません。

牛久市の地形、植生、そして家屋の特徴を熟知したわたしたちが、あなたの大切な我が家を、目に見えない獣害から守り抜きます。
お見積もりは無料です。天井裏の異変に気づいたら、被害が拡大する前に、ぜひ一度ご相談ください。